スタッフ全員が日本歯周病学会認定の歯周病専門医・指導医と認定歯科衛生士です。
また、歯周治療に精通した3名の院内歯科技工士がプラークコントロールを考慮した歯周補綴物を製作しています。
まず、治療を開始する前に診査結果に基づいて個々の患者様の症状・要望に合わせた治療計画を作成するために、カウンセリングを実施しています。
治療は専門スタッフによるチームアプローチで取り組んでいます。
歯ぐきでお悩み方へ
歯周病は進行の程度により様々な徴候や症状か見られます。
初期には歯と接する部分の歯肉が赤く腫れる徴候が見られます。
次に歯肉からの出血が見られるようになります。
さらに進行すると口臭や歯の動揺、歯と歯の間のすき間が大きくなってきたり、歯肉が後退して歯が長くなるといった症状が現れます。中には痛みを伴って歯肉が腫れて膿を持つようになると重症です。
このような症状が繰り返し起こるとその歯はぐらぐらになって歯の寿命がつきます。
あなたの歯は、いえ、歯肉は大丈夫ですか?
このような歯周病の徴候が見られたら、お早めにご受診ください。
歯周治療の専門スタッフによるチームアプローチ
診療内容
歯周治療
当医院の歯周治療はプロフェッショナルによる治療システム・チームアプローチで患者様のニーズに合わせた治療計画を作成し、治療を実施しています。さらに歯周病を治すだけでなく、再発を予防し、予知性(長期間の機能を維持)に加えて審美性にも考慮しています。
インプラント治療
インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病になることがあります。最近「インプラント周囲炎」の増加が危惧されています。歯の喪失原因を把握し、その原因に歯周病があれば、インプラントの前に歯周治療を行う必要が有ります。インプラント予知性のために、治療とその後のメンテナンスが重要です。
歯周組織再生治療
エムドゲイン・GTR・GBR・自家骨移植・人工骨移植などにより失われた歯周組織を図る治療。
※個々の患者様により再生の度合いには個人差があります。
歯周形成外科治療
歯肉が退縮して露出した歯根、くぼんだ歯肉、色素沈着した歯肉などの改善を図る外科治療。
※個々の患者様により再生の度合いには個人差があります。
歯周矯正治療
歯周病により移動した歯を並べるだけでなく、咬合をコントロールすることで、歯周病のリスクを軽減し、歯周治療の成果を向上させ、審美的にも改善を図る成人歯科矯正治療。
歯周補綴
歯周治療に精通した歯科技工士(3名常勤)の製作する歯周補綴物は歯周病の再発を予防するために、プラークコントロールを考慮して製作しています。
歯周病の予防
歯周病は再発しやすい病気です。そのため治療後のSPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)を継続することが重要です。その内容はPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)いわゆる専門家によるお掃除を定期的に行います。また、カリエスの予防同時に行うことで治療後の状態を安定して長期間維持できるように管理します。
まだ歯周病になっていない方や極めて軽度のたにも、これらの歯周予防処置は有効です。
SPTの期間は、症状に合わせてひとりひとりご提案しています。
口臭の改善
口臭の原因には口腔内と上部消化器がありますが、その90%は「お口の中」が原因です。生理的口臭はどなたでもあります。起床時や空腹時、緊張時には強くなります。唾液の分泌が減少し、口腔内の細菌が増加すると、その細菌から多くの口臭原因物質が生産されます。特に歯周病の方は特有の臭いがありますが歯周治療により改善することができます。
口臭原因細菌の検査と除去、口臭改善後の維持のための生活習慣指導等を行います。